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PEOPLE 一燈会で活きる人

新しいこと、もっともっとできる。

管理部 人材開発課 高山 真弓

「あなたは大丈夫?」に救われた。

介護士を目指したのは、子どもの頃、大好きだったおばあちゃんが認知症になったことがきっかけでした。人に寄り添うことの大切さや介護という仕事の大変さを経験し、少しでも認知症に関わる人の役に立ちたいと思ったんです。実際に介護士としてはたらくのはすごく楽しかったですが、人の人生に向き合うというのは簡単な仕事ではないので、大変なことももちろんたくさんありました。そんな時に私を救ってくれたのが、お客様なんですよね。まだ新人の頃、自分の介護の仕方に自信が持てず、すごく不安になっていた時期がありました。このままでいいのかな、って。そんなある日、お客様に「今日の体調はいかがですか?」と聞いたら、「そんなことより、あなたは大丈夫?」と言われたんです。その瞬間に涙が出てきて、止まりませんでした。私がサポートをしないといけない立場なのに、そんな私を受け入れてくれて、心のケアまでしてくれて。やっぱり人生の先輩にはかなわないなと思いました。だって、お客様から逆に優しさをもらう仕事ってなかなか無いですよね。そうやって何度もお客様に救われてきました。

どんどん常識を変えていこう。

一燈会に入社するまでは、別の介護施設で長くはたらいていました。介護の仕事をすればするほど、お客様の役に立ちたい気持ちが強くなっていったのですが、どうしても世の中がイメージする「介護」の常識やルールに縛られてしまい、新しいことが中々できない状況だったんです。そんなもどかしさを感じていた時に出会ったのが、一燈会でした。理事長の話を聞いていると、世の中の「介護」という枠に囚われず、本当にお客様のためになることをまっすぐ考えていることが伝わってきて、私がやりたい「介護」はこれだ!と思いました。今は人材開発課でこれまでの現場での経験を活かしながらスタッフの教育をサポートしているのですが、日々新しいことにチャレンジしている感じがしてすごくわくわくします。産休中も早くはたらきたくて、理事長に相談したら、翌週にはベビーベッドが職場に置いてありました(笑)。どんどん新しいことをやっていこう。そんな社風が大好きです。

 

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